Be-Chaseの操作中につまずきやすい場面と、その対処方法をまとめています。困っている場面の見出しから該当する項目をお探しください。
解析の基本的な流れははじめての解析(チュートリアル)で解説しています。
ログイン・アカウント
ログインできない
次のメッセージが表示される場合は、メールアドレスかパスワードが一致していません。
メールアドレスまたはパスワードが正しくないか有効期限が切れている可能性があります。
入力内容を確認してください。全角文字が混ざっていたり、コピーしたときに前後に空白が入っていたりすると一致しません。
パスワードが分からない場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から再設定できます。
メッセージにあるとおり、ご契約の利用期間が終了している場合もログインできません。期間を確認したい場合はお問い合わせからご連絡ください。
パスワード再設定のメールが届かない
再設定用のURLは「【Be-Chase】パスワード再設定URLの送付」という件名で届きます。
見当たらない場合は、迷惑メールフォルダを確認してください。大学や研究機関のメールでは、外部からの自動送信メールが隔離されることがあります。
再設定用のURLを開けない
再設定用のURLには有効期限があります。時間が経って開けなくなった場合は、もう一度「パスワードをお忘れですか?」から手続きしてください。新しいURLが送られます。
アカウント発行のメールが届かない
アカウントは、お申し込みから2営業日以内に発行しています。2営業日を過ぎても届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認のうえ、お問い合わせからご連絡ください。
アップロード・変換
アップロードできない
次の条件を満たしているか確認してください。
- 形式:MP4、MOV、M4V、AVI、MKV、WebM
- ファイルサイズ:1本あたり2GBまで
2GBを超える場合は、解析したい区間だけを切り出すか、画質を落として書き出し直してください。Be-Chaseは解析の際に、動画の短い方の辺が720ピクセルに収まるよう縮小するため、高解像度のまま用意しても解析の精度は上がりません。
iPhoneで撮影した動画(MOV形式、HEVC)や縦向きの動画も、そのままアップロードできます。解析にそのまま使えない形式の動画は、アップロード後に自動で変換されます。対応形式と長さの上限は動画をアップロードするで説明しています。
アップロードの途中で画面を閉じてしまった
アップロードは最初からやり直しになります。ダッシュボードから、もう一度「新しく解析を始める」を選んでください。
アップロード中は、画面を閉じたり、別のページに移動したりしないでください。ファイルが大きい場合は時間がかかりますので、通信が安定した環境で行うことをおすすめします。
変換がなかなか終わらない
解析にそのまま使えない形式の動画は、アップロード後に変換されます。変換には、動画の長さに応じて数分から数十分かかります。
変換は画面を離れても続きます。画面を開いたまま待つ必要はありません。ダッシュボードに変換中の動画の件数が表示されますので、そちらで状況を確認してください。変換中でも、別の動画で新しい解析を始められます。
変換の待ち時間をなくしたい
次の条件をすべて満たす動画は、変換されずにそのまま解析の設定へ進めます。撮影や書き出しの段階でこの条件に合わせておくと、変換の待ち時間がなくなります。
- ファイル形式がMP4であること(拡張子で判定します)
- 縦横のうち短い方の辺が720ピクセル以下であること(高さではなく、短い方の辺で判定します。1280×720の横向き動画も、720×1280の縦向き動画も条件を満たします)
- 映像の圧縮方式がH.264であること
- 色の記録方式が一般的な8ビット(4:2:0)であること
同じMP4でも、映像の圧縮方式がHEVC(H.265)やMPEG-4 Part 2の場合は変換の対象になります。また、10ビットや高画質向けの形式(High 10、4:2:2、4:4:4)で記録された動画も変換されます。
撮影機材の設定
カメラやWebカメラの録画設定で、ファイル形式を「MP4」、圧縮方式を「H.264」、解像度を「720p(1280×720)」にしておくのが確実です。
iPhoneの標準のカメラアプリで撮影した動画は、通常MOV形式で保存されるため、変換の対象になります。iPhoneの動画をそのまま使う場合は、変換の待ち時間が発生するものとお考えください。
動画編集ソフトで書き出す場合
書き出しの設定で、形式をMP4、コーデックをH.264、解像度を1280×720(または短い方の辺が720ピクセル以下)に指定してください。HDRや10ビットの設定はオフにします。
手元の動画が条件を満たしているか分からない場合
Macでは、QuickTime Playerで動画を開き、「ウインドウ」メニューの「ムービーインスペクタを表示」で圧縮方式と解像度を確認できます。確認が難しい場合は、実際にアップロードしてみて、変換が始まるかどうかで判断することもできます。
新しい解析を始められない
アップロード済みでまだ解析していない動画(未開始の解析)は、保持できる件数に上限があります。上限はプランによって異なります。
上限に達している場合は、「未開始の解析が上限(◯ 件)に達しています。マイページの「未開始の解析」から不要な動画を削除してください」と表示されます。不要な動画を「未開始の解析」の一覧から削除してから、新しい解析を始めてください。何本もの動画を順に進める流れは複数の動画をまとめて解析するで説明しています。
動画を削除すると、その動画に対して行った設定もすべて削除されます。
解析の設定
背景にどのフレームを選べばよいか分からない
ターゲットが写っていない場面を選びます。実験を始める前の、装置だけが映っている場面が最も適しています。
動画の最初から最後までターゲットが映り続けている場合は、動画の中に適した場面がありません。その場合は、装置だけを撮影した画像を別に用意し、画像ファイルとして背景に指定してください。次回以降の撮影では、ターゲットを入れる前の数秒間も録画しておくと、この手間が省けます。指定の手順は背景を設定するをご覧ください。
解析範囲を保存できない
空間の範囲と時間の範囲は、両方とも設定されている必要があります。どちらか一方だけでは保存できません。
時間の範囲については、ご契約のプランで一度に解析できる時間に上限があります。上限は画面に表示されていますので、その範囲に収まるように開始と終了を指定してください。範囲の描き方と時間の指定は解析範囲を設定するで説明しています。
ターゲットを保存できない
次のメッセージが表示される場合は、ターゲットがまだ選ばれていません。
ターゲットがまだ選ばれていません。右の動画の上で追いかけたい対象を囲ってください。
動画の上でドラッグしてターゲットを矩形で囲んでから保存してください。囲み方はターゲットを設定するで説明しています。
2体目のターゲットを追加できない
2体目の枠を描こうとして、次のメッセージが表示される場合は、ご契約のプランで追跡できるのは1体です。複数のターゲットの追跡はProプランの機能です。
2 体以上の追跡は Pro プランでお使いいただけます。
Proプランで4体目を描こうとした場合は、次のメッセージが表示されます。1つの解析で追跡できるのは3体までです。
ターゲットは 3 つまでです。
複数のターゲットを保存できない
「設定する」を押したあとに次のメッセージが表示された場合は、2体目以降の枠を保存できていません。
ターゲットの指定を読み取れませんでした。描き直してください。
2 体目以降のターゲットを保存できませんでした。時間をおいてもう一度お試しください。
前者は、枠を描き直してから、もう一度「設定する」を押してください。後者は、時間をおいてからもう一度「設定する」を押してください。設定の方法と、見分けるための撮影の条件は複数のターゲットを追跡するで説明しています。
解析を開始できない
解析設定トップで、足りない設定があれば画面にその旨が表示されます。表示された項目に戻って設定を済ませてください。背景、解析範囲、ターゲットの3つが必要です。分析オプションは未設定でも解析できます。
複数のターゲットを設定した解析で、「プレビューで確認」や解析の開始のときに次のメッセージが表示された場合は、2体目以降の設定が欠けています。ターゲット設定を開き、すべての枠がそろっていることを確かめてから、もう一度「設定する」を押してください。
ターゲットの設定がそろっていません。ターゲットを設定し直してください。
同じ場面で「2 体以上の追跡は Pro プランでお使いいただけます。」と表示された場合は、複数のターゲットを設定したあとにご契約のプランが変わったなどの理由で、今のプランでは追跡できない数のターゲットが設定されています。ターゲット設定で、1体目だけを設定し直してください。
設定がすべて揃っているのに開始できない場合は、同時に実行できる解析の数が上限に達している可能性があります。「このプランでは同時に ◯ 本まで解析できます。実行中の解析が完了してからお試しください。」と表示されたら、実行中の解析が終わるのを待ってから、もう一度開始してください。設定の作業はその間も進められます。
追跡の精度
Be-Chaseは、背景と実際の映像との差からターゲットを見つけています。うまくいかない原因の多くは、この「差」がきちんと取れていないことにあります。
プレビューでターゲットが検出されない
プレビューの結果が「ターゲットを一部の場面で見失いました」や「ターゲットをほとんど見つけられませんでした」だった場合や、「プレビューで確認」を押した直後に「ターゲットが検出できませんでした。輪郭に沿うようにターゲットを選択しなおした上でリトライしてください。」と表示されてプレビューが始まらない場合は、まず次の2点を確認してください。
背景にターゲットが写り込んでいないか
背景に選んだ場面にターゲットが写っていると、その位置のターゲットが背景の一部と見なされ、ターゲットを検出しにくくなることがあります。背景を選び直してください。
ターゲットの囲み方が輪郭に沿っているか
囲んだ枠がターゲットより大きすぎたり、ずれていたりすると、正しく検出できません。ターゲットがはっきり写っている場面で、輪郭にぴったり沿うように囲み直してください。
プレビュー画像が1枚も作れなかった場合は、「解析プレビューを作れませんでした。設定を見直してから、もう一度「プレビューで確認」を押してください。」と表示され、解析を開始できません。上の2点を確認してから、もう一度「プレビューで確認」を押してください。プレビューの結果の見方と、結果ごとに何を見直せばよいかはプレビューで確認するで説明しています。
追跡が途中で外れる、別のものを追ってしまう
設定よりも、撮影条件に原因があることが多い症状です。
カメラが動いていないか
撮影中にカメラが揺れたり動いたりすると、背景全体がずれて、背景との差がうまく取れなくなります。三脚などでしっかり固定して撮影してください。台に置いただけの場合、実験中の振動が伝わることがあります。
画面の明るさが変わっていないか
カメラの自動露出機能がオンになっていると、ターゲットが動くたびに画面全体の明るさが調整されます。これも背景との差を乱す原因になります。オフにできる機種であれば、オフにして撮影してください。照明のちらつきや、窓からの光の変化にも注意が必要です。
ターゲットと背景の区別がつくか
ターゲットと床の色や明るさが近いと、見分けにくくなります。色が違う必要はなく、明るさに差があれば区別できます。床材や照明を変えられる場合は検討してください。
ターゲットが小さすぎないか
画面に対してターゲットが小さく写りすぎていると、追跡が不安定になります。装置が画面にちょうど収まる程度まで寄って撮影してください。
解析範囲の外側が含まれていないか
装置の外で動くもの(実験者の手、ケーブル、別のケージの動物など)が解析範囲に入っていると、それをターゲットと取り違えることがあります。空間の範囲を装置の内側だけに絞ってください。
撮影条件は、動画適性チェッカーで事前に確認できます。カメラの固定、照明の安定、ターゲットの見やすさを数値で判定し、改善が必要な点を示します。会員登録は不要です。
複数のターゲットの番号が入れ替わる、枠に警告の印が付く
複数のターゲットは、ターゲット設定で囲んだ画像の色と明るさで見分けています。ターゲットどうしの色や明るさが近いと、番号が途中で入れ替わることがあります。ターゲット設定の枠に「見分け不可」「見分け困難」「背景同化」の印が付いたときの意味と対処、マーカーと床の選び方は、複数のターゲットを追跡するで説明しています。
解析時間が思ったより短い
Be-Chaseの解析時間は、動画の長さではなく、ターゲットを検出できた時間で数えます。解析結果の一覧に表示される解析時間も、解析時間の残りから最終的に差し引かれる時間も、この時間です(解析中は、解析範囲で指定した時間の長さぶんがいったん差し引かれ、解析が終わると差が戻ります)。
そのため、ターゲットが1体の解析では、解析時間は解析範囲で指定した時間の長さを超えません。複数のターゲットを追跡した場合は、ターゲットごとに検出できた時間の合計になるので、解析範囲の長さより長くなることがあります(3体なら最大で3倍)。途中で中止した解析は、中止した時点までに検出できた時間になります。解析範囲の長さに比べて大幅に短い場合は、動画の途中でターゲットを見失っている時間が長いということです。上の「追跡が途中で外れる」の項目を確認してください。
解析中・解析結果
解析の進捗が止まったように見える
次のメッセージが表示された場合は、ログインの有効期限が切れて、画面上の進捗の表示が止まっただけです。
ログインの有効期限が切れたため、進捗の取得を停止しました。解析はサーバ側で続いています。ログインし直すと続きを確認できます。
解析そのものは続いています。ログインし直してから、ダッシュボードで状況を確認してください。
解析にかかる時間は、動画の長さや設定によって変わります。画面を開いたまま待つ必要はありません。
解析完了のメールが届かない
解析完了のメールを受け取るかどうかは、「アカウント管理」画面のメール通知の欄にある「解析状況・結果通知」で切り替えられます。チェックが付いていない場合、メールは送信されません。チェックを変えた時点で設定が保存されます。
オンにすると、解析が完了したときと、解析が失敗したときにメールが届きます。件名は「【Be-Chase】」で始まります。オンにしているのに届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認してください。
メールの設定にかかわらず、解析の完了と失敗はアプリ内のお知らせに必ず表示されます。「解析状況・解析結果」の画面でも、いつでも状況を確認できます。
同じ欄にある「お知らせ」のチェックは、運営からのお知らせをメールで受け取るかどうかの設定です。解析の通知とは別の設定ですので、解析完了のメールを受け取りたい場合は「解析状況・結果通知」の方にチェックを付けてください。
再分析が終わってもお知らせが来ない
条件を変えて分析し直す再分析は、通知の対象外です。メール通知の設定にかかわらず、完了のメールもアプリ内のお知らせも出ません。
再分析の状況は、「解析状況・解析結果」の画面で、元の解析の下に表示される再分析の行で確認してください。
解析結果の一覧が表示されない
次のメッセージが表示された場合は、通信がうまくいっていません。
一覧を取得できませんでした。通信環境をご確認のうえ、もう一度お試しください。
通信環境を確認し、ページを読み込み直してください。
結果ファイルをダウンロードできない
解析が完了した直後は、結果ファイルを作成している最中のことがあります。「解析結果ファイルを作成中…」と表示されている場合は、しばらく待ってから、もう一度確認してください。
ZIPファイルに入っているファイルが少ない
ZIPファイルには、実際に作成されたファイルだけが含まれます。設定の内容によっては作成されないファイルがあります。
また、ターゲットの座標データ(trace_result_all)は、Proプランでのみ含まれます。どの設定でどのファイルが作られるかは、解析結果の見方で説明しています。
画像に透かしが入っている、出来事の記録が3件しかない
Freeプランの仕様です。Freeプランでは、画像に「Be-Chase Free Trial Version」の透かしが入ります。また、trace_result.csv のうち、出来事を1件ずつ並べるセクション(区画への出入りの記録、区画ごとの出入り時の停止、回転行動の記録)は、それぞれ最初の3件だけが記録されます。それ以外の集計とファイルの構成は、有料プランと同じです。
解決しないとき
よくあるご質問もあわせてご覧ください。それでも解決しない場合は、お問い合わせからご連絡ください。
お問い合わせの際は、次の情報をお知らせいただくと、原因の確認がスムーズです。
- 動画のファイル名
- 解析を開始した日時(解析結果の一覧に表示されています)
- 表示されたメッセージ(そのままの文言、または画面のスクリーンショット)
- 起きた場面と、そのときに行っていた操作
- お使いの端末とブラウザ(例:Windows / Chrome、iPhone / Safari)
追跡の精度についてのご相談の場合は、動画適性チェッカーの判定結果もあわせてお送りいただけると助かります。
