プレビューで確認する

「プレビューで確認」は、解析を始める前に、今の設定(背景・解析範囲・ターゲット)でターゲットを見つけられるかを、実際の動画の場面を使って試す機能です。

設定が合っていない状態のまま長い動画を解析すると、待ち時間のあとで「ターゲットを追跡できていなかった」と分かることになります。プレビューは、その手戻りを解析の前に防ぐためのものです。


プレビューを始める

解析設定トップで、背景・解析範囲・ターゲットの3つの設定が済むと、手順バーの下の「プレビューで確認」ボタンが押せるようになります。分析オプション(チェックエリア・縮尺・分割時間)は設定していなくてもプレビューを始められます。

解析設定トップの画面。手順2〜5のチェック済みの項目と「プレビューで確認」ボタンを強調
設定が済むと「プレビューで確認」が押せるようになります

必要な設定が済んでいない間は、このボタンは押せません。ボタンの下に「背景を設定してください。」のように、足りない設定が表示されます。

「プレビューで確認」を押すと、確認の画面は出ずに、そのままプレビューが始まります。実際に解析を始めるかどうかは、次に説明するプレビューの結果画面で判断します。


プレビューの結果を見る

プレビューが始まると、解析範囲から均等に選んだ場面で、ターゲットを見つけられるかを試している様子が進捗バーで表示されます。終わると、試した場面の一覧と結果が表示されます。

プレビューの結果画面の全体。結果のカードと「この設定で解析を開始する」ボタンを強調
プレビューの結果画面

場面の一覧

場面ごとに、ターゲットを見つけられたか見失ったかが分かります。

試した場面の一覧の拡大。ターゲットを見つけた場面(緑の枠)と見失った場面(赤い枠と「見失い」の印)を見分けるための画像
見つけた場面と見失った場面が混じった例(10場面中6場面で見失い)

見つけた場面の中の小さな四角は、見失いの印ではなく、ターゲットを見つけた位置の印です。

見つけた場面と見失った場面を1つずつ並べた拡大。左の場面の小さな四角(見つけた位置)と、右の場面の「見失い」の印を見分けるための画像
左:見つけた場面(四角が見つけた位置) 右:見失った場面

見失った場面が多いときは、その場面でターゲットがどこにいるかを見てください。ターゲットが解析範囲の外にいるなら解析範囲を、中にいるのに見失っているならターゲット画像や背景を見直します。

結果のカード

見つけられた割合に応じて、結果のカードは3種類のいずれかになります。見出しで、このまま解析を始めてよいかの目安が分かります。

結果のカード3種類の拡大。「ターゲットをほぼ見つけられました」「ターゲットを一部の場面で見失いました」「ターゲットをほとんど見つけられませんでした」を見分けるための画像
上から、ほぼ見つけられたとき・一部で見失ったとき・ほとんど見つけられなかったとき

一部の場面で見失ったときは、そのまま解析を始めても構いません。解析にかかる時間を短くしたいときや、見失った場面が気になるときは、カードの改善のヒントを見て設定を見直してください。

「ターゲットを一部の場面で見失いました」の結果画面の全体。改善のヒントと「このまま解析を開始する」ボタンを強調
一部の場面で見失ったときの結果画面

ほとんど見つけられなかったときは、そのまま始めずに、カードの改善のヒントに沿ってターゲット・解析範囲・背景の設定を見直すことをお勧めします。

「ターゲットをほとんど見つけられませんでした」の結果画面の全体。改善のヒントと「設定を見直す」ボタンを強調
ほとんど見つけられなかったときの結果画面

複数のターゲットを追跡するとき

複数のターゲットを設定したときは、結果の上にターゲットごとの認識率が並びます。認識率には、別の個体の下に隠れていた場面も、見つけられなかった場面として数えます。

「認識率」の行を拡大した画像。ターゲットの番号ごとの割合を見分けるための画像
ターゲットごとの認識率

結果の見出しは、いちばん見つけられなかったターゲットで決まります。認識率の数字を押すと、そのターゲットについての表示に切り替わります。


この設定で解析を始める

結果の下のボタンで、この設定で解析を始めるか、設定に戻って見直すかを選びます。

結果の下のボタンの拡大。解析を始めるボタンと、設定に戻るボタンを見分けるための画像
ほぼ見つけられたときのボタン

問題がなければ「この設定で解析を開始する」(見失った場面があるときは「このまま解析を開始する」)を押します。ここで押すと、実際の解析が始まります。

「設定に戻る」または「設定を見直す」を押すと、解析設定トップに戻ります。設定を直してから、もう一度「プレビューで確認」を押してください。


うまくいかないとき

「プレビューで確認」が押せない

背景・解析範囲・ターゲットのいずれかが未設定です。ボタンの下に表示される、足りない設定を確かめてください。

プレビューを作れなかった

「解析プレビューを作れませんでした。設定を見直してから、もう一度「プレビューで確認」を押してください。」と表示されます。解析範囲やターゲットの設定を見直してから、もう一度お試しください。

プレビューが始まらず「ターゲットが検出できませんでした。…」と表示される

「プレビューで確認」を押したあと、進み具合の表示が閉じて「ターゲットが検出できませんでした。輪郭に沿うようにターゲットを選択しなおした上でリトライしてください。」と表示されることがあります。ターゲット画像からターゲットの形を取り出せなかったときです。ターゲットの囲み方が輪郭に沿っているか、ターゲットの写っていない所(背景だけの所)を囲っていないかを確かめてください。あわせて、背景の画像がその動画の場面と合っているかも確かめてください。

結果がいつも「ターゲットをほとんど見つけられませんでした」になる

ターゲット画像の撮り方と、解析範囲・背景の設定を見直してください。撮影条件に原因があることも多いので、うまくいかないとき(トラブルシューティング)の「追跡の精度」もご覧ください。